変化を恐れていては新しく何かを始めることはできない

皆さんもビジネス書で一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

超有名な書籍「チーズはどこへ消えた?」…。

この新型コロナが蔓延した現在で、「変化」を常に強いられている方も多いのではないでしょうか。

変化することを怖がってはいけません。

この先の世界は、変化しなければ生きていけないといっても過言ではないかもしれません。

このお話は非常に単純でそして、何よりも話が短くすぐに読めるところが、活字が苦手な方にもお勧めしたい書籍となります。

変化に立ち向かう心をもって本書をぜひ手に取ってみてください。

きっと、あなたに希望の光を見出すことになるでしょう。

この物語は、ネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホーの2匹と2人が登場人物です。

この2匹と2人は迷路の中に住み、チーズを探すという単純なストーリーです。

この単純な話の中に、「変化」に対する行動の教えが詰まっています。

本書の教えを私が最も感銘を受けた2つの言葉から紹介します。

自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたがる

ネズミのスニッフとスカリーと小人のヘムとホーは、迷路の中を進んだところチーズを見つけます。

チーズを見つけた2匹と2人は、それから毎日同じ場所にチーズを求めて移動することになります。

しかし、そんな毎日を続けていたところ、ある日チーズがその場からチーズがなくなってしまいます。

普通に考えたら、チーズがその場に無限に沸いて出てくるわけありませんよね。

ところがヘムとホーは、「昨日まではここにチーズがあったのだから明日にはまたチーズがでてくるかもしれない」と毎日同じ場所にチーズを探しにいってしまうのです。

自分が大切にしていればいるほど、それに固執してしがみつきたくなる感情をまさに表したお話だと感じました。

人生は変化の連続です。

その変化に対して、その場に立ち止まるのか?それとも新しい次を目指して進むのか?

大事なものであればあるほど、しがみついて離したくないものほど、その気持ちを忘れて次に進む一歩が必要ではないかと思わせる言葉でした。

なぜなら、そこにチーズが現れることは二度とありませんから…。

従来通りの考え方をしていては新しいチーズはみつからない

よく、「過去の事例を参考にして考えたので問題ないはずです!」
と自信満々に報告する人がいます。

しかし、そこからは新しいものは何も見つかりません。

本書でも、過去のやり方にとらわれていたホーは、いつまでたっても新しいチーズを見つけることができませんでした。

もう嫌だとあきらめかけたときに、せっかくなら違ったやり方を試してみようということで挑戦したところ、新しいチーズと出会うことができました。

過去のやり方にとらわれていては、同じことの繰り返しでいつまでたっても変化することはできません。

過去にとらわれることなく、新しいことへチャレンジする大切さを教えてくれました。

まとめ

なにかと変化を求められる今日ですが、変化を恐れていてはその場に立ち止まるだけで何も新しいことは生まれません。

むしろ、破滅に向かって一歩ずつ進んでいる状況です。

1時間とかからず読めて、変化に対して立ち向かう心を授けてくれる本書を読んで、新しいことへどんどんチャレンジしてくれることを願っています。

人は誰もが変化することを拒みます。

変化は怖いからです。

しかし、怖がっていては何も前には進めません。

変化に対して勇気をもってまずは挑戦してみましょう!

失敗してもまた新たにチーズを探しに出かければ、いつかは新しいチーズに出会えるのですから…。