富裕層、いわゆるお金持ちはどんな思考で物事を考え、どんな生活をしているのか、そんな疑問を持っている方も多いはずです。
この本ではそういった富裕層にインタビューし、過去にいたお金持ちを分析しながら、お金持ちとは何なのかを考察した本です。
今回そんなお金持ちの教科書についてお話ししていきましょう。
お金持ちの教科書とはどんな本か?
お金持ちの教科書とは実際のお金持ちのインタビューを通じてお金持ちとはどんな人物なのかを紹介している本です。
この本にはお金持ちのタイプや行動、思考パターンなどを分析しお金持ちについて様々な視点から見ることができる内容があります。
お金持ちのタイプとしては処分しにくい不動産をたくさん持っているタイプと株や現金など処分しやすい資産をたくさん持っているタイプがあり、後者の方が自由に資産を操れるという意味で圧倒的にお金持ちであると説明しています。
また行動に関しては、同じ時間で到着するのだからという理由で飛行機のファーストクラスを忌避する傾向にあるというのもユニークな点です。
思考パターンでは他の人を妬んだり、同調したりすると、ビジネスでも差別化できないという思考から、こういった考えを排除している方も多くいます。
このような形で様々な視点からお金持ちについて語っています。
お金持ちの特徴:外見とは
お金持ちというと意外に質素な格好をしているとか、逆にびっくりするような高価な身なりをしていていると言った意見が見られます。
しかし、多くのお金持ちは腕時計にお金を使うものの、靴や服などは、そこまでお金を使わない傾向があるようです。
ただ、すべてのお金持ちがそう、というわけではないといってもいます。
では、なぜ腕時計にお金をかけるかというと、人と会う時に自分はお金持ちであることを暗にアピールできるという理由や自信がつくということだそうです。
逆に他の靴などに関しては、そこまでの効果がないことを挙げています。
このように外見にもメリットを考えているのがお金持ちの特徴です。
お金持ちはどんなところに住むのか?
お金持ちは一言でいえば、都心に住んでいます。
しかも高台の一軒家です。
郊外の広い家というイメージがありますが、これは、ビジネスチャンスを得るには適さないそうです。
自分で事業を説明したり、拠点へ行く場合、どうしても都心に行く必要があります。
郊外に住んでいては、そういった場所へ行くのに無駄な時間とお金がかかりデメリットがあるというのがお金持ちの主張です。
まとめ
お金持ちは、必ずしも幸せではない、そう言う言葉を聞きます。
ただ、貧しい方よりは幸せな方の比率は多いではないでしょうか。
幸せを確率で求めるのはおかしな話ですが、今回お金持ちとは何なのかについて考えた本を紹介し、幸せになるにはどうしたらいいのか、という間接的なヒントがかかれた本について感想や内容をまとめました。
お金が必ずしも人を幸せにするわけではありません。
しかし、幸せになるための可能性を高めてくるツールにはなり得るのです。
今回紹介した本を元に行動してみるのも良いのではないでしょうか。