どんな障がい福祉サービスがありますか？

栃木には色々な障がい福祉に関するサービスがあります。どういうサービスがあるのかを把握し、上手に利用したいものです。
ではどんなサービスが受けられるのか、調査してみました。

手帳の交付

まずは手帳の交付です。手帳が交付されると、医療費の助成から映画館や博物館の割引サービスも受けられます。
手続きに必要となるのは、通知カード・個人番号カード・本人確認書類です。また医師の診断書も必要になるため、必ず発行してもらうようにして下さい。

共同生活援助の利用

共同生活援助も利用できます。支援を受けながら、共同生活を送ります。地域に根づいた福祉サービスになるので、孤立を防ぐことに繋がります。
また友達作りにもなります。中には、コミュニケーションが難しいという方いらっしゃるでしょう。共同生活支援では、コミュニケーションの時間を設けています。何か困ったことがあれば、気軽に相談できるのも大きなメリットと言えるでしょう。

就労支援の利用

栃木では就労支援も承っています。県内には就労支援施設がいくつかあり、セルプ商品を手掛けています。セルプ商品とは、SELFとHELPをかけ合わせた造語です。自立を目的として、障がいを持つ人が手掛けた商品のことです。セルプ商品のクオリティはかなりのもの。食品や似顔絵も手掛けています。
また他の自治体では世界的なスポーツ大会の、マスコットぬいぐるみも手掛けています。ニュースで、メダリスト表彰式の際にぬいぐるみがついたブーケ持った選手を見たことがあるかとおもいます。メダリストが持っているブーケを制作したのも、障がい者と職員達でした。就労支援施設での作業は、世界に羽ばたいているのです。

就労支援施設での作業は？

就労支援施設では、他にも事務作業や接客業に就くこともできます。施設の目的の1つに、自分に合った仕事探しの面もあるのです。合っているかどうかは、実際に働いてみない限りはわかりません。「合わない」と思っていた仕事が、まさかの天職である可能性も。
可能性を広げるためにも、利用してみることをおすすめします。