千葉でも実施している衛生管理者とはどんな仕事?

衛生管理に関する資格の中で最もよく知られているのが第一種または第二種の衛生管理者です。
この資格は、衛生管理を行う上で重要な資格として知られています。

千葉の企業に必須の資格?衛生管理者とは?

衛生管理者とは、労働安全衛生法という法律により定められた国家資格を有する人を言います。
主な業務として労災や健康障がいを防止することが挙げられ、事業所の衛生管理をはじめ健康管理や衛生教育、衛生委員会の運営を行っています。
常時50人以上の労働者を使用する事業場で必ず一人以上の衛生管理者を置く義務があるので、千葉においてもいかに重要な資格か分かるでしょう。

さらに衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要とされているので、実際の業務にも携わらなければいけません。

ちなみに第一種はすべての業種で衛生管理者として活動できますが、第二種は、有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場においてのみ衛生管理者として活動できます。
言い換えれば、衛生管理とは関係なさそうな業種であっても、一定規模の企業であれば、必ずいなくてはいけないことになります。

千葉でも衛生管理者の講習会を行っている

このように一定規模の企業では必須の衛生管理者ですが、千葉でも衛生管理者の講習会を行っています。
年間4回程度実施しているので、都合の良い日を選んで受講できるようになっています。
衛生管理者の資格で独立したり、副業したりといったことはできませんが、千葉の一定規模の企業においては必須の資格保有者です。
そのため、今後会社の規模が大きくなる可能性がある場合は、衛生管理者の有資格者の設置を検討するようにしましょう。
そうすることで、急な規模拡大で衛生管理者がいないといった状況を回避できるはずです。