茨城の造園技術!伐採と剪定の違いは?伐採の意味は?

茨城でもいたるところで造園が行われています。
その中でも、剪定と呼ばれる作業のほか、伐採の作業もあります。
しかし、伐採は単に木を切るというだけでなく、同じ木を切る剪定とは全く異なる作用になります。
そこで今回は、伐採の意味を解説し、剪定との違いについてまとめました。

茨城でも行われている伐採とはどんな作業?

茨城でも造園で伐採をすることがあります。
伐採とは、一言で言えば根元から植物を切断する作業を指します。
特に樹木に対する根元からの切断を意味しているのが特徴です。
造園では、庭のデザインを大幅に変更する場合や庭自体を解体する場合に行われる際に用いる作業で、茨城の造園でもそこまで行われる事はありません。
むしろ林業などで盛んにおこなわれる作業であり、丸太を採取するための主伐(しゅばつ)や間引きのための間伐、除伐といった作業として伐採が行われています。
造園では主にノコギリやチェーンソーで伐採が行われますが、林業においては木材伐採機(ハーベスタ)を用いることもあります。

剪定との違いは?

伐採と剪定は切断場所や目的の面で、大きく異なります。
まず、切断場所は、伐採が木の根元なのに対し、剪定は枝の根本や枝自体ということがほとんどです。
根本的に木を切ってしまう伐採と、木を残して他の場所を切る伐採との違いがあります。

目的も異なります。
伐採は、造園において、木自体を除去する際に行われる作業です。
木を伐採して場所を確保したり、別の目的の土地に利用を変えたりといった作業を行います。
林業では、木材にして収益にする目的で行われます。
これは茨城であっても変わりありません。
剪定は、木の美観や育成の調整を目的にしていることです。
木自体は残しておいて、不要な葉や枝を切って形を整える作業がメインです。

このように伐採と剪定は大きな違いがあるものの、茨城の現場では依頼主が混同していることも多いようです。
もし、依頼する場合は、伐採なのか剪定なのかをしっかり把握してから依頼するようにしましょう。