訪問介護の利用にはいくらかかる？

住み慣れた家で介護を受ける訪問介護の利用を検討している方も、多いでしょう。しかし初めて利用する人にとって、費用が幾らかかるのかは検討もつかないでしょう。
そこで訪問介護を利用するには幾らかかるのか、訪問介護の利用者についても紹介します。

訪問介護の利用料は一概には言えない

訪問介護を利用するにあたり、かかる費用はどういう介護をどの時間受けるかによって変わります。また利用者によって介護内容は大きく変わりますので、一概に「○○円かかる」と断言はできないのです。
例えば要介護2でご家族と一緒に暮らしているケースの場合。身体介護を週5日1ヶ月続けたら、7.920円ほどかかるでしょう。日中の介護となれば、服用や食事の介護も手掛ける必要があります。なお7,920円は、あくまでも目安。症状が重い人や、訪問介護の時間が重なるのならば料金は更に上乗せされるでしょう。総合的に見てみると、気軽に利用できるという金額ではありません。

工夫次第で節約

訪問介護の利用には、財布の負担がかかります。でも工夫次第によっては、ある程度まで費用を抑え込むことはできるでしょう。
広島市で訪問介護を利用する場合、介護料が決められた限度額を超えると、お金が返ってくる可能性はあります。市民税課税世帯で課税所得が380万円未満の家庭であれば、2万4,600円以上月に使えば越えた分が戻ってくる可能性があります。月3万円利用した場合、5400円分が返ってくるのです。また負担にならない範囲内で、家族の方がサポートに務めれば、ある程度の節約になるでしょう。節約できる額は限られているものの「塵も積もれば」で、積み重ねれば大きな節約になります。

訪問介護の利用を検討しているのなら、直接広島市の役所に問い合わせるのがベストでしょう。確実にすすめるのならば、お住まいの区の「厚生部福祉化高齢介護係」に問い合わせることです。
問い合わせの前には、聞きたいことをある程度メモをしておきましょう。聞きたいことは山ほどあるでしょうが、いざ相談となると意外と出てこないものです。でもメモをしておけば、事はスムーズに進みます。