児童発達支援について

児童発達支援とは?

児童発達支援とは、障害を持っている子供が受けられる支援のことです。対象年齢は、小学校にあがるまで。障害児支援の一環として、児童発達支援が始まりました。
障害を持つ子供が通う施設は昔からありましたが、より施設の利用がしやすくなりました。大きく環境を変えずに支援が受けられるので、子供にかかるストレスも軽減されます。

児童発達支援の対象年齢

先程も少し述べましたが、児童発達支援が受けられるのは小学校入学前の子供達です。車椅子移動の子供・発達障害を含む精神に障害を持つ子供が対象。また体の機能が不十分ではない子供も、サービスを利用することができます。さらに児童相談所や保健センターから「支援が必要」とされる子供も、対象です。
中には「手帳を持ってないと利用できないのでは」と、思われる方もいらっしゃるでしょうが問題はございません。手帳がなくても、支援が必要と判断されたら児童発達支援を受けることはできます。

児童発達支援の種類

「児童支援発達」と一言で言っても、受けられる場所によって内容はかわります。児童発達支援センターの場合、福祉型と医療型の2種類あります。医療型は医療機関と同一の建物で、サービスが受けられる施設をさします。医療機関とは別々になっている施設が、福祉型と呼ばれるものです。
ちなみに小学校にあがった子供が対象になっているのは、放課後等デイサービスです。18歳までを対象に、手厚い支援が受けられる制度となっています。

児童発達支援のサービス内容

児童発達支援の施設でどういうことがおこなわれているかは、施設にもよります。千代田区にある児童発達支援施設の場合、臨床心理士や理学療法士などのプロの指導を元に支援。例えば「お友達と上手くしゃべることができない」という子供には、コミュニケーション方法についてアドバイスをします。
ただ「勉強」という堅苦しい形ではなく、遊びの中で学んでいくというスタイルです。勉強は嫌でも、遊びなら積極的になるでしょう。遊びは親が思っているよりも、とてつもない教科書なのです。