大事な土台!長野県が取り組む型枠工事の安全対策とは?

型枠工事は、主に鉄筋コンクリートの建物に対して行われる工事で、骨組みとも言われる大事な基礎工事です。
今回は、型枠工事と長野県が取り組む安全対策についてご紹介します。

型枠工事とは?

型枠工事は、鉄筋コンクリートの建物や木造一軒家の基礎部分に対して行われる工事です。
パイプや鉄材で補強しながらせき板という木の板を利用し、そこにコンクリートを流し込み、壁などを作っていきます。
型枠の蚊構図を作成し資材発注をし、型枠を作成するのも型枠工事の職人です。
建物の基礎となり見た目にも影響してきますし、コンクリートが流れ出るなどはあってはならないので、誤差+‐3ミリ内におさめる職人が行う工事です。

その後現場に枠型を建て込みし、固定、張りと天井までしっかりと枠型を張ったら、コンクリートを流し込んでいきます。
コンクリートが固まったら枠型を解体します。
ここまでが枠型工事です。

長野県が取り組む型枠工事にもつながる安全対策

長野県ではこのような型枠工事も含む建築業に対して法令に基づく行政指導通達が出されています。
主なものは「労働安全衛生法」「建設工事公衆災害防止対策要綱」「土木工事安全施工技術指針」です。
建設工事における安全性を高めるためには法令で定められている以上の対策や環境づくりが必要であるとも説いています。
また、現場での事故には物的原因と人的原因が両方組み合わさって起こることも分かっており、その両面から対策をしていくことを大切にしています。

建物の安全管理と一言で言っても、長野県に多い中小企業にとっては責任者が安全管理係と兼務することが多く、まだまだ課題は残ります。
長野県では、建築現場の安全に関しての視聴覚教育や実施訓練などを現場の職人などに行って日々安全対策に努めています。

長野県の型枠工事企業も多数

また、長野県には枠型の製造及び組み立て解体と言った型枠工事行ってくれる土木建設企業もたくさんあります。

今回は枠型工事を含む建築工事で長野県が取り組む安全対策についてご紹介しました。
陰で支える建物の大切な裏方「型枠工事」。
これからも安全対策を行っていただきたくさんの建物を建てていただきたいですね。