こんなにあるの?歯を白くする方法

当たり前だったマスク生活から徐々に解放されて嬉しい反面、お口周りが気になってしまうという方もいるのではないでしょうか。今回はその中でも歯の汚れが気になっている方に向けて、歯を白くする方法をご紹介します。

歯の白さが失われてしまうのはなぜ?

歯の表面に付く着色汚れをステインといい、放置してしまうと黄ばみが目立ってしまう原因になります。黄ばみの原因は、主に飲食物やタバコによる色素沈着、加齢によるエナメル質の減少、口腔内のメンテナンス不足(歯石が溜まっていたり、虫歯の放置など)が挙げられます。

自分でできる歯を白くする方法

最も手軽なのは、ホワイトニング用の歯磨き粉を使うこと。いつも使っている歯磨き粉を変えるだけなので、価格は少し高めですが手間なくすぐに始められるのが魅力です。また、掃除や洗濯で使う重曹を歯磨き粉に振って磨く方法もあります。
他には、歯の汚れを落とす専用の消しゴムで気になる部分を擦る方法も。研磨剤入りなので力を入れすぎず優しく擦り、うがいをします。ホワイトニングマニキュアは、歯を磨いた後に水分を拭き取り、1本ずつ薄くマニキュアを塗ります。10秒ほどで乾くので便利で簡単ですが、爪のマニキュアと同じで剥がれたりムラが出る可能性があります。また、ステインは通常の歯磨きでは完全に落とすことはできないので、上記の方法は手軽に始められる反面で効果は持続しにくいのがデメリットです。電動歯ブラシの中にはステイン除去機能が付いたものもあり、手動では太刀打ちできない汚れも綺麗に落とすことができます。

歯を白くするには予防を意識することも大切

これまで歯を白くする方法をお伝えしましたが、黄ばみなどの着色汚れが気になる前に予防することも大切です。例えば、飲食の後にこまめにゆすいだり歯磨きをする、ステインが付きやすいポリフェノール入りの飲食物(コーヒー、紅茶、チョコレートなど)やタバコを控えるなどです。
ただし、歯を磨きすぎるもの禁物。歯のエナメル質が傷ついてステインが付きやすくなったり、知覚過敏などの別のトラブルを引き起こす可能性があるからです。
あわせて、歯科医院での定期的なメンテナンス、クリーニングをすることで、自分ではやりにくい箇所を綺麗に保てます。オフィスホワイトニングは効果に比例して費用もかかるため、自分に合ったメンテナンス方法を見つけてくださいね。