仕事」カテゴリーアーカイブ

長野県の外国人技能実習生受入サポート組合を紹介!外国人留学生を採用するメリットと注意点とは?

国際交流、国際援助の一環として外国人技能実習制度があります。この制度が円滑に利用できるように実習生と企業との橋渡しを行い、サポートする協同組合があります。
長野県でも外国人技能実習生の受け入れが行われていて、これをサポートする協同組合が存在します。

外国人技能実習制度とは?

外国人技能実習制度とは、我が国で培われた技能や技術、知識を開発途上地域へ移転することで、その地域の経済発展を担う「人づくり」に寄与する目的で創設された制度です。

外国人技能実習生を採用するメリットと注意点とは?

外国人技能実習生を採用するメリットは次の2つです。

・海外進出の戦力になる
外国人の雇用によって、新しい市場の開拓や、海外進出の際にスムーズにビジネス展開ができるでしょう。

・優秀な人材を確保できる
少子化による若手人材が不足する日本において、海外の若い優秀な人材を確保できる点はメリットです。

外国人を採用する際の注意点は次の2つです。
・在留資格を確認する
外国人技能実習生を採用して働いてもらうには、留学ビザから就労ビザへ変更していることを在留カードで確認する必要があります。また、就労ビザには有効期限があるので同時に確認しましょう。

・労働条件を明確にする
言葉やニュアンスの違いによってトラブルが起きないように、労働条件を明確に提示することが大切です。

長野県の外国人技能実習生受入サポート組合を紹介

“長野県の外国人技能実習生受入サポート組合員を2つ紹介します。

・P&F事業協同組合
P&F事業協同組合は、10年に渡って組合員の企業に1500名以上の外国人技能実習生の受け入れを行ってきた企業です。インドネシア、ベトナム、中国、タイとの取引実績があり、経験豊富なスタッフがサポートを行います。

・ジャパンテクノフィールド協同組合
長野県長野市で、企業の外国人技能実習生受け入れをサポートしています。受け入れに当たっては入国前から帰国まで、外国人技能実習生と受け入れ企業の双方に徹底したサポートを行っているので安心して利用することができます。

以上、長野県の外国人技能実習生受入サポート組合を紹介しました。外国人技能実習生の受け入れを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

愛媛県で増加が期待される?特定技能2号とはどんな制度か?

外国人技能実習生の形で愛媛県では多くの外国人が様々な分野で活躍しています。
その中でも今後注目されているのが特定技能2号というものです。
今回は、特定技能2号の外国人労働者について解説しましょう。

これまでの実習生を超えた愛媛の特定技能2号

特定技能2号とは、新しく設定される外国人の雇用形態です。
愛媛県では他の都道府県同様に外国人技能実習生という形で外国人の受け入れを行ってきました。
しかし、その制度は在中期間などの制約も多く、問題が少なくないのも現状です。
そういった制約を撤廃したものが特定2号と呼ばれる雇用形態です。

従来設定されていた5年尾在留期間を撤廃し、定期的に作成が求められた支援計画の策定も不要となります。
さらに外国人にとっても大きなメリットといえる家族の帯同も許可されるなど、雇用側も被雇用者にも魅力的な制度です。
この特定技能2号になれば、愛媛県でも日本人同様の待遇で外国人を受け入れられるようになるのです。

愛媛県の特定技能2号には大きな壁がある?

愛媛県では今後特定技能2号が増えていく可能性があります。
ただし、従来の外国人技能実習生とは違った条件が付いているのです。
それが技能試験です。
特定技能2号には技能試験が課されており、これをパスしないとその外国人は、特定技能2号として就労できません。
さらにその技能のレベルも高く、監督者の指示を受けながら作業を受ける立場ではなく、複数の技能者を指導するレベルに達している必要があります。

また、在留期間の上限はないものの、3年、1年、6か月ごとの更新が求められているので注意が必要です。

このように条件が高めに設定されているものの、外国人技能実習生として十分な技能を習得することができれば、特定技能2号の枠組みで就労が可能となります。
そのため、愛媛県の外国人雇用の新しい形として、特定技能2号が注目されているのです。

埼玉で製造業の仕事を見つけよう!|製造業の仕事内容や職種について解説

・製造業の仕事内容について知りたい
・製造業にはどんな職種があるか知りたい
埼玉で製造業の求人を探したい

上記の悩みを持つ方に、製造業の求人を選ぶコツについて解説します。

製造業とはどんな仕事か?

製造業とは、原材料を加工や成形して製品を生産します。仕事内容は大きく3つに分られます。

・上流工程
製品の元となる素材を作ります。ガラスや鉄、ゴムや紙などを扱う素材メーカーが上流工程にあたります。

・中流工程
上流で素材メーカーが作った素材で部品を作ります。金属部品メーカーや半導体メーカーが担います。

・下流工程
素材や部品の加工、組み立てを行います。下流工程は商品になる最終工程で、電子機器メーカーや自動車メーカーが担います。

製造業の職種について解説

製造業には、複数の職種があります。職種によって仕事内容が大きく異なるので紹介します。

・鍛造
金属を熱したり、叩いたりして部品を製造します。高温で危険が伴うので、比較的給料は高い傾向にあります。

・研磨
金属製品の凹凸を削り、なめらかにします。部品の仕上げを施す業務のため、上流工程の最終段階にあたります。

・組み立て
上流工程で作られた部品を組み立てます。細かく小さな部品は女性が、大きく重たい部品は男性が行うことが多いです。

・塗装
色塗りやサビ防止の塗装を行います。製品の最終段階で、技術と経験が必要です。

埼玉で自分に合った製造業の求人を見つけるコツ

埼玉には、製造業の求人が1万件以上あります。中には仕事環境が良くない求人もあるでしょう。埼玉で自分に合った求人を見つけるには、3つのポイントを参考にしてみてください。

・業務内容が自分に合っているか
製造業の業務内容は、職種によって様々です。求人情報には、どんな業務を行うか細かく記載されています。自分に合った業務か確認することがおすすめです。

・仕事環境の確認
製造業は大きな機械を扱うので、災害のリスクも高まります。安全性が考慮された作業環境であるか、作業のしやすい空調管理ができているかを募集要項や面接時に確認するのが良いでしょう。

・残業は少ないか
工場業務では、納期が迫っている際や作業員が欠員した際に残業が増えるケースがあります。他の求人募集と比較し、あまりにも残業時間が多い求人には注意が必要です。

上記3つのポイントを参考にすると、埼玉で自分に合った製造業の求人が見つかるでしょう。

連続脱水機の設計会社は施工管理まで行ってくれるところあります

連続脱水機の導入することのメリット連続脱水機の設計会社には、創業80年以上のところもあります。
本社をはじめ他県に各数箇所の工場を設置している大企業も存続しています。
設計以外にも食品加工に関する機械を手がけています。
洗浄機械や脱水槽などのコンベヤーを組み合わせて設置することも可能です。

連続脱水機の機械の製作はどのように行っているのか

現代ではCADなどのパソコンソフトを用いて図面製作を行っています。
サイトにお問い合わせフォームに入力必要事項を入力してください。
会社から折り返し連絡が入り、打ち合わせの日取りを決定していきます。
打ち合わせの際には会社からの提案や見積もりがなされます。
さらに細かい打ち合わせを行ないます。
連続脱水機の設計の詳細が決まれば成約です。
会社の技術者が設計作業に入ります。
技術者が現地調査に視察に来ます。
実際に機械が搬入可能かどうかなどの確認が必要だからです。
連続脱水機の設計が完成すれば製造開始です。
完成すれば試運転をします。
動作チェックがうまくいければ納入の運びになります。
機械を製作したら終了ではありません。
アフターサービスや定期メンテナンスも可能です。
使用していると機械にも不具合などが生じてくるからです。
機械の耐用年数は機械によって異なります。
納期によっては機械により異なりますので相談してみてください。
カタログがダウンロードできるとこもあります。
会員登録すればダウンロードができるところもあるので検討してみてください。

自然の街並みと製造業が盛んな県、大分県を紹介

大分県の製造業について

大分県では沿岸部を中心に、様々な製造業が行われてきました。
鉄工業や石油工業などはもちろん、科学工場や半導体の製造などといった、精密なものまで幅広くあるのです。
大分県ではその他にも、自動車や医療機器、産業用の機会にいたるまで幅広い分野の企業が工場を出ししています。
産業の種類も多く、幅広い分野をバランスよく立地していることから、平成26年には約4兆5千億円もの製造品出荷額となり、九州第2位となりました。
製造に力を入れている大分県は、まさにエンジニアの街でもあるのです。

自然環境の良さ

大分県では、温泉などももちろん有名です。
別府温泉は全国的に有名であり、多くの環境客が温泉目当てに訪れています。
しかし、温泉以外にもその自然そのものが非常に魅力があるのです。

大分では猿山を代表するように、自然動物の宝庫でもあります。
また海に面した部分も多いため大型の水族館も作られ、観光地としても非常に人気が高いのが特徴です。
つまり、山や海の環境に恵まれ、さらに?泉などでも疲れを癒やすことができる環境の良さが、大分の大きな魅力と言えるのではないでしょうか。

移住を考えるなら

大分県の県民性は飾らない人が多いのと、割りと人見知りする人が多いのだとか。
また九州の中でも自然災害が少ないことでも有名であり、そういった災害への安心感があるのも特徴です。
移住される際には移住支援金なども県内では行っており、そうした制度が移住をしやすくさせているのだとか。

また、働く場合においても大分では製造業などが非常に盛んに行われており、各種企業の工場がいろんな種類立っています。
そのため工場勤務の求人も多くあり、寮が完備されている企業もあるのだとか。
単身者だけでなく、2人以上の世帯でも移住しやすい環境になっているため、もしも興味がある場合には大分県は非常に魅力ある県ではないでしょうか。

トヨタ自動車がどのように改善を進めているか知ることができる書籍

先日テレビの番組を見ていた時に、トヨタ自動車流の「改善」について紹介されていました。

それが非常に合理的でわかりやすいシステムだったので、もっと知りたいと思ってこの書籍を購入することにしました。

私がもう少しで40代になるため、部下もできてきてリーダーとしての心得を得ておきたいなぁと思ったこともあります。

トヨタ自動車と言えば言わずも知れた日本を代表する大企業です。

そんなトヨタ自動車の秘密を解説しているのが今回紹介する書籍です。

トヨタ自動車の現役幹部がトヨタの秘密を隠すところなく紹介してくれています。

サラリーマンであれば、誰しもがもどかしい思いをしている

サラリーマンであれば誰しも努力しているのに結果が出なかったり、チーム全体の仕事が思ったように進展せずもどかしい思いをしたことがあると思います。

また40代になってきて仕事を自分の意思で進めるようになり、部下がいると「もっとうまくやれる方法があるのではないか」と常に悩んでいるのではないでしょうか。

この本はそんなリーダーに新しくなった人たちが、自分の仕事にどのように向き合っていけばいいのかということをわかりやすく解説しています。

自動車作りにミスは許されない

自動車を作る上ではミスを絶対に見逃すことができない工程がいくつも存在します。

「ミスをなくすためにミスが発生したとしてもそれを事前に見つけることができるように注意深く何人もでチェックする」

ミスしないために、そして事前に発見するためにこんな改善策をとっている職場は多いはずです。

しかしこのような改善策は根本的な解決にはならず、チェックをすればするほど見落としが増えるのが現実ではないでしょうか?

でもトヨタは違います。

ミスをする裏にはストレスが発生することを「全員」が共有し、ストレスを感じているプロセスを洗い出し、やらなくていい仕事と絶対に必要な仕事を仕分け、できるだけ簡略化してミスをしない仕組みを作るというブラッシュアップを常に行っているのです。

全ての工程を常に見直し、チェックを増やすと言ったような短絡的な方法に頼らず改善プランを探し続ける、これはリーダーとして忘れずに持っておきたい心ですね。

まとめ

今回紹介したのはほんの一例であり、これ以外にもこの本にはトヨタ式の改善方法が随所に記載されています。

もちろん会社の規模や設備によって異なるため全てがこの本に書かれていることを応用できるとは思いません。

しかし日本を代表する大企業であるトヨタ自動車がどのような工夫をしているのか?ということを知っておく事はリーダーとして必要なことだと思います。

読んでみると「なるほどそういうことか」と納得する内容が満載です。

千葉でも実施している衛生管理者とはどんな仕事?

衛生管理に関する資格の中で最もよく知られているのが第一種または第二種の衛生管理者です。
この資格は、衛生管理を行う上で重要な資格として知られています。

千葉の企業に必須の資格?衛生管理者とは?

衛生管理者とは、労働安全衛生法という法律により定められた国家資格を有する人を言います。
主な業務として労災や健康障がいを防止することが挙げられ、事業所の衛生管理をはじめ健康管理や衛生教育、衛生委員会の運営を行っています。
常時50人以上の労働者を使用する事業場で必ず一人以上の衛生管理者を置く義務があるので、千葉においてもいかに重要な資格か分かるでしょう。

さらに衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要とされているので、実際の業務にも携わらなければいけません。

ちなみに第一種はすべての業種で衛生管理者として活動できますが、第二種は、有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場においてのみ衛生管理者として活動できます。
言い換えれば、衛生管理とは関係なさそうな業種であっても、一定規模の企業であれば、必ずいなくてはいけないことになります。

千葉でも衛生管理者の講習会を行っている

このように一定規模の企業では必須の衛生管理者ですが、千葉でも衛生管理者の講習会を行っています。
年間4回程度実施しているので、都合の良い日を選んで受講できるようになっています。
衛生管理者の資格で独立したり、副業したりといったことはできませんが、千葉の一定規模の企業においては必須の資格保有者です。
そのため、今後会社の規模が大きくなる可能性がある場合は、衛生管理者の有資格者の設置を検討するようにしましょう。
そうすることで、急な規模拡大で衛生管理者がいないといった状況を回避できるはずです。

どのプログラミング言語を学ぼうか迷っている人へ

プログラミング学習が2020年から小学校でも必修科目となりました。

つまり、あと10年もしたら、今の英語と同じで「できることが当然」の人たちの世界へ変わっていこうとすると考えられます。

そこで、プログラミング言語を学ぼうと考えましたが、多数の言語があり、何を学べば良いかがわかりません。

そんな時に、プログラミング言語を比較できそうなこの本に出会ったため、読んでみました。

本書の構成

この本は、まず「プログラミングとは何か」というところからスタートします。

プログラミング言語がコンピューターにどのように命令を与えるのか、ということを図を用いてわかりやすく説明しています。

その後、プログラミング言語に共通する考え方、例えば「学び方」などの心構えや「変数」などの共通の知識についての説明が書かれます。

その後、タイトルにあるように20言語でのプログラミングの説明をしてくれます。

本書の見所

この本の一番の魅力と個人的に考えるのは、20言語に対して同一のプログラム、例えば「『Hello』と表示されるプログラム」を作り、どの言語ではどのようなプログラミングになるか、比較してくれるところです。

プログラミング言語によって、書く量が大きく違います。

また、言語によっては日本語を表示できないものもあるそうです。

逆に、日本人が作ったから日本語の文献が多い言語もあるそうです。

どのプログラミング言語から学習を始めるかの指針になりました。

読む前に理解して欲しいこと

プログラミング言語は、変更されたり拡張されたりすることが多々あります。

そのため、実際の言語学習時には、最新の参考書を使うほうがいいと思います。

これは2014年9月の情報を元に作られた本なので、実際にプログラムを作るための本としては古いと思います。

とはいえ、参考書はプログラミング言語別になっているのですよね。

どの参考書で学んだらいいかがわからない場合にぜひ手に取ってください。

まとめ

ブルーバックスの本、ということで、とてもしっかりとした内容となっています。

新書なので持ち運びも楽です。

それでいて、プログラミング言語の基礎を学ぶことができ、様々なプログラミング言語のメリット、デメリットを比較でき、それらの言葉で書かれた実際のプログラムを見ることができます。

一方で、この本が出版されたのは2014年と、今から6年ほど前になります。

各プログラミング言語の詳細はこの頃から変わってきていると思います。

そのため、プログラミング言語を学び始める人ではなく、どのプログラミング言語を学ぼうか迷っている人にオススメの本となってます。

  

広島でもよく見かける?鉄工とはどんな仕事なのか?

広島は中国地方で最も大きな都市として、産業も多彩です。
この産業の一分野に今回紹介する鉄工があります。
鉄工といえば、何となくイメージできるものの、具体的にどんな仕事なのか分からない方も少なくありません。
鉄工とはどんな仕事なのか見ていきましょう。

広島にも多い?そもそも鉄工とは

鉄工とは、鉄を利用してモノづくりをする分野の産業を指します。
刀鍛冶から鉄の加工業まで様々な業種を含みますが、一般的に鉄工といえば鉄工所に代表される鉄製品の製造業を指します。
ここでは、鉄工所について解説していきましょう。

鉄工所は広島県内に数多く存在し、広島市以外にも多くの場所で見かけることがあります。
この鉄工場は、依頼に応じて鉄製品を開発、設計、さらには加工を行うのが業務です。
加工を中心に行っている鉄工所も多く、鉄の切断や組み立て、溶接を行っています。
鉄工所の中には、開発や設計、加工にとどまらず現場に持ち込んで施工まで実施する会社も存在します。

広島の鉄工所はどんなところで活躍している?

広島は、重工業が盛んな地域であり、一言でいえば鉄工場はあらゆる場面で活躍しています。
自動車や産業用ロボット用の機械部品の加工から建築の鉄工、さらには大型船の鋼鉄部分でも鉄工所の仕事が見られます。
実は、いつも目にする風景の様々な部分に広島の鉄工所の仕事があり、生活の根底を支えている重要な存在といえるでしょう。

鉄工所に勤務しているスタッフは、加工溶接といった製造部門のイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、実際はこれらのスタッフだけでなく管理や設計といった部門や現場での工事を手掛けるスタッフ、さらには一般的な企業と同じく事務職や営業職もあります。
鉄工所といえば、職人気質の人が集まって仕事をしているような印象を受けますが、実は一般の企業と似た組織になっていることも多いのです。
それは、広島にある鉄工所も例外ではありません。

経営者の永世名人 松下幸之助「道をひらく」

私がこの本を手に取ったきっかけは、まず松下幸之助の特集が組まれた雑誌で彼の実績、名誉、手腕について記事を読み、松下幸之助をもっと知りたい
と思ったことからでした。

松下幸之助はたくさんの書籍を残していますが、中でも毎日読むのに適しているそして何より深く考えさせられる「道をひらく」は多くのビジネスマンたちにとってバイブルと言われています。

汗水垂らして働くワーカーにとって、親しまれ尊敬されそして男女問わず根強いファンがいる松下幸之助の考え方を知れる入門編です。

働き人として哲学書に興味があった私はまずはこの一冊を読まねばと思いました。

毎日読める

ローマは一日にして成らず。

まさに一日一項目(一項目は二ページで構成)、積み重ねていく書物です。

良い場面もそうでない場面も含めてさまざまなビジネスシーンを想定して考えられた内容です。

成功している時機、失敗して落ち込んでいる状態からどう抜け出すか、良いアイデアが出てこない、日々のこの作業は単調に思ってしまうなど・・・

毎日仕事をしていく中でどんな場面にもこの本の271ページで構成されている項目のどこかに当てはまるのではないかと思っています。

それというのもやはり百戦錬磨の松下幸之助によるさまざまな場面をくぐり抜けて苦行を成し遂げてきたからこそ唱えられる内容なのではないでしょうか。

決して難しく固い表現をしているのではなく、むしろ簡素な文章で語りかけるような内容だからこそ読み手に響いてくるのかもしれません。

哲学をつきつめて考える

読みやすいのは、文体からも言えます。

漢字が多用されていないので比較的ひらがな多い文章です。

疲れている時、難題で頭を抱え込んでいる時に小難しい本なんてはっきり言って読みたくありません。

文中の言葉は明治27年生まれの松下幸之助独特の言い回しがそこかしこにあり時代を感じさせる懐かしみのある文となっています。

明治・大正・昭和を生き抜き日本の大企業を築き上げた人の哲学を一項目2ページのシンプルな読みやすい文章の中にギュッと詰まっている本だと思うと「道をひらく」とはどんな本ぞや、と興味を持ちたくなるのではないでしょうか。

まとめ

出版されているPHP研究所自体も松下幸之助が創設した出版社であり旧松下電器産業のグループ会社です。

その出版社の社名は、Peace and Happiness through Prosperity(繁栄によって平和と幸福を)というスローガンからきています。

それは、多大なる利益をもたらすだけでなく、平和と働く人々やお客様への幸福をも考えていく何とも懐の広い松下幸之助の深い哲学が垣間見れます。

経営者の難しい言葉や理論はその先に進んでからいつか読むとして、哲学を学ぶ意味でも魅力的な人として尊敬できる松下幸之助を知りたいという意味でもこの「道をひらく」の本を読んで心を浄化してみてはいかがでしょうか。