土木工事は街の医者

街の状態を健康的に保つお仕事

土木工事の主なお仕事は、街のお医者さんです。街は常に動いており、時には国そのものを動かす力もございます。生活拠点となっており、健康的に過ごすのに街は絶対に欠かせません。しかし街を放置してしまうと、生活は成り立ちません。
土木工事は街の状態を診断して、常に健康的に動けるようにメンテナンスを進めるお仕事です。インフラに欠かせない道路を整備したり、時には生活に欠かせない水道に携わったりすることもあります。

環境開発のお仕事

環境開発も、土木工事の大事なお仕事と言えるでしょう。環境で問題になっているのは、廃棄物の処理です。廃棄物を不適切に処理すると、地球環境の破壊に繋がります。しかし残念なことに、不適切に処理を進める業者があとをたちません。処理費用にコストがかかるからです。
国の発表によると、不法に処理された廃棄物の量は15万トン以上。おそらく氷山の一角でしょう。不法処理されないように、地球の環境に配慮した方法で処理をするのも、環境開発の一環と言えるでしょう。

厄介過ぎるアスベスト

廃棄物の中で特に厄介なのが、アスベストかもしれません。かつてアスベストは、夢の素材として重宝されてきました。質量はとても軽く、火に強い特性があったのです。アスベストの性質を利用し、多くの建物で使われてきたのです。しかしアスベストから出る粉塵は、とんでもないものでした。万が一体の中に入ってしまうと、命にかかわります。もちろん今では使用禁止されているも、完全になくなったわけではわりません。
現在は、解体する際にはアスベストを取り除くことを義務付けています。単に取り除くだけでなく、しっかり届け出を出すように法律で決められているのです。

命がけの仕事

環境開発は生活をよくするだけでなく、人の命を守る重大なお仕事でもあります。実際に仕事につかれている方は、命がけの作業になるでしょう。万が一失敗したらと思うと、背筋が寒くなる思いです。
人々が安全に暮らせるため、命をかけてくれる方達には頭があがりません。