「かつてない気候」「100年に一度の雨量」など最近の気象状況は今までの経験では賄いきれないほどの被害をもたらしています。
昨年千葉県を襲った2度の台風しかり、今年7月には集中豪雨による被害が九州地区をはじめ全国で起きました。
昨年千葉県の被害では長期にわたる大停電は県内広域にわたり、最長2週間あまり停電が続きました。
この時千葉県で活躍したのが太陽光発電です。
自立運転モードと蓄電設備で切り抜けた
自宅に家庭用太陽光発電を設置していたAさんは、停電時に自立運転モードに切り替えて無事非常用電源として利用できました。
太陽光発電装置は通常モードでは売電と自家消費を同時に行っているため、停電時には通常モードのままでは使用できませんが、自立運転モードに切り替えることで直接自家消費として使用することができます。
ただ太陽光発電装置は太陽光がなければ発電することができないため、夜間や曇天時では発電できなくなります。
そこで蓄電装置を設置しておくことで夜間も電気を使うことができるようになります。
Aさん宅では蓄電装置も設置されていたため、冷蔵庫やテレビを使うことができ、生活が守られたそうです。
スマホ充電で困っていたご近所の方にもとても喜ばれたとのことでした。
今後起こりえる災害から生活を守るためにも太陽光発電の需要はまだまだ増えることでしょう。