農家を助けるドローン

ドローンが商用化されて以来、様々な現場で活躍している姿を見かけます。

ドローンと言えばだれもが思い浮かべるのが空撮でしょう。

TVCMや観光案内などの動画で使われていて、ダイナミックな映像が特徴的です。

今回取り上げるのは、農家を助ける農薬散布です。

ドローンで農薬散布

石川県でもドローンによる農薬散布が行われています。

農薬散布は重労働で、特に高齢化した農家では身体的な負担がとても大きく大変な作業です。

ドローンを使った農薬散布で安全で確実に散布することができ、負担を圧倒的に軽減させることができます。

また作業時間も人力で散布するのに比べておよそ1/5に短縮できるので、生産性の向上にもつながります。

ヘリコプターからドローンへ

かつては農薬散布にはヘリコプターや小型飛行機などが利用されていましたが、無人ヘリコプターに変わり、現在ではドローンが主流となっています。

ドローンは小型で動きが細やかなため、どんなところでも飛ぶことができます。

ヘリコプターでは近づくことができなかった線路際や山間部、狭い場所でも飛行可能です。

また騒音も少ないため、住宅地など特殊な場所でも散布が可能です。

飛行のための大掛かりな準備もいらないため、必要な時にすぐ作業できるのも便利ですね。