グループホームについて

高齢者の福祉施設、いわゆる老人ホームは民間施設と公的施設に分かれます。

民間施設の中でも介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅、グループホームの4つの形態があります。

グループホームとは

有料老人ホームとグループホームの大きな違いはグループホームは認知症に特化した施設で、大型の老人ホームに比べて小規模で家庭的な雰囲気を持っているのが特徴です。

介護付き老人ホームには看護師さんが常駐していますが、グループホームにはほとんどの場合看護師さんはいません。

定期的に医師や看護師さんが訪問するホームもありますが、基本的には元気で自立した生活ができる方が入居の条件となるようです。

グループホームには認知症に特化した施設の他、障害者のためのグループホームも川越にあるそうです。

祖母のいるグループホーム

私の祖母も90歳を超えても元気でしたが認知症が進み、グループホームにお世話になることになりました。

祖母の場合、物忘れがひどくなりわからなくなっていく認知症とは違い、結構頭ははっきりしているのですが、被害妄想が強くなり暴力や暴言が現れるようになりました。

入居当初は生活環境が変わったせいか、症状がひどくなり施設の職員さんたちにもずいぶん迷惑をおかけしましたが、しばらくすると落ち着いてきて以前より穏やかな生活ができるようになりました。

相変わらず被害妄想はあるようで、物を盗られたなどと訴えてはいましたが、暴力や暴言はずいぶん少なくなりました。

ユニット型なのでプライベート空間も充実していて楽しく生活を送っています。