多くのユーザーが待ちわびていた第二世代iPhoneSE(以下、新型iPhoneSE)は発表されました。
新型コロナウィルスの影響でキャリアでの受け渡しは遅れているものの、徐々に販売数を伸ばしています。
そんな新型iPhoneSEのメリットやデメリットについて紹介していきましょう。
新型iPhoneSEのメリット
新型iPhoneSEのメリットとして、価格、A13 Bionicチップ、そして見落とされがちなホームボタンがあります。
価格に関しては、昨今のiPhoneとは逆行するように低価格を実現しているというのがメリットです。
10万円をゆうに超えるモデルもある中、最も安いモデルは4万円台という価格設定になっています。
これは新型iPhoneSEのメリットの中でも最大と言えるのものです。
次に現行ではフラッグシップモデルであるiPhone11など一部のモデルにしか採用していない情報処理のための高性能チップ、A13 Bionicを採用しているのも特徴と言えます。
最後がホームボタン、一見古いシステムと思われがちですが、顔認証の弱点であるマスクの着用やサングラスの着用(しばらく使っていれば認証してくれるようにはなります)と言った場面でもすぐにiPhoneへアクセスできるという意味で意外と便利なメリットもあります。
新型iPhoneSEのデメリット
新型iPhoneSEはコストを下げるために様々なデメリットも存在します。
それはカメラ性能がやや劣る、画面が小さい、バッテリー容量が少ないと言った点です。
カメラ性能は、必要十分な機能が揃っているものの超広角や光学ズームに相当する機能、そしてナイトモードのような夜景に特化した撮影ができません。
そのためカメラ性能を重視する方にとっては物足りなさを感じるという意味でデメリットです。
画面も小さいという点、これはもともとのサイズが小さいというだけでなく、昨今のiPhoneでは常識となったベゼルレスに迫る広々としたものではなく、旧来のiPhoneと同じレイアウトになっている分、より狭さを感じさせます。
最後がバッテリー容量です。
iPhone11に比べて端末のサイズが小さい分バッテリーも小さくなり、スマホの駆動時間も2~3割程度短くなります。
そのため、動画をバッテリーだけでしばらく見るといった用途の場合、やや短く感じる可能性があります。
これ以外にもオーディオや防水性能が若干低いという点もあり、コスト削減のために支払った代償がデメリットとして存在しているのです。
2020年春の新しいiPhoneとしてAppleから発売されたモデルがこの新型iPhoneSEです。
前モデルよりもやや大きくなりましたが、現在発売されているiPhone 11よりも一回り小さいモデルに仕上げられています。
そして全体を通じて、最近のiPhoneのトレンドとはやや異なった仕様になっていることも特徴です。
こういった点が新型iPhoneSEのメリットである価格の安さ、最新のチップ、ホームボタンの存在と言ったものの他、デメリットとなるカメラ性能の低さ、バッテリーの持ち、画面の小ささというデメリットにつながっています。